攻撃

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時計を見ると12時5分だった。 (飯食えるんかなぁ) 雄一はそんな場違いな事を考えながら皆に付いて更衣室に向かう。 その時、後ろから飛行機が飛んでくる音がする。 (また来た?) 雄一が振り返った瞬間、上空を迷彩を施した戦闘機が2機飛び去った。 飛び去る瞬間、雄一は2機の戦闘機から何かが外れるのが見えた。1機から2つ、計4つ。 (なんじゃありゃ) 黒い粒は段々大きくなってくる。 (爆弾!?) そこから先はスローモーションだった。 確実にこちら目掛けて落ちてくる。 しかし28年生きてきて爆弾が落ちて来るという経験の無い雄一の体は何の反応もしなかった。 他の皆も同じだった。
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