手紙

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「はーい」 リリスがドアを開けるとドアの前にいた人物はバッカスだった 「バッカス お前どうしたんだよこんな夜遅くに」 「なんだスタン! リリスに聞いてなかったのか 俺とリリスでお前とトーマスさんの羊を世話する事にしたって」 「聞いてないよ~ どういう事だよリリス?」 「ごめんなさい!お兄ちゃんが仕事に出かけた後すぐに手紙を見て凄く驚いてお兄ちゃんに知らせようと思ったんだけどどこにいるのかわかんなくて たまたま近くを通ったバッカスに迷惑だと思ったんだけどこのことを伝えて二人で考えてこうすることにしたの それに私は家でやることが沢山あるしね」 「……リリス」 「何そんな顔してるのよ2人とも 私の事は気にしないで2人で行ってきてよ」 リリスがスタンに言い聞かせてる中トーマスはバッカスに言った 「バッカスよ 本当に任せても平気なのか お前の羊もいるじゃろ」 「任せてくれよトーマスさん 俺一人じゃ難しいかもしれないけどリリスとなら出来るさ」 バッカスがそう言うとリリスの顔が少し赤くなったそして言った本人のバッカスも恥ずかしそうに顔を赤めた トーマスは2人を見て少し笑みを浮かべて言った 「スタン ここは2人に任せるとしよう」
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