生と死の狭間に~番外編~

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男は細く微笑む。 翔「誰だ?…」 男は少し脱力感を感じたらしい… しかし俺には覚えがないのだから仕方がない 男「勘弁してよ!オイラだよ!オイラ!!」 男はなにやら期待している様な顔だ しかし… 翔「…だから…誰だよ!」 男「え~っ!!マジで覚えてないの?オイラの事まで?! まぁ…あいつらも翔の事記憶になかったしなぁ…!」 なにやら男はブツブツ言い始めた。 男「じゃぁ…覚えてよ!!オイラ黒猫!!」 翔「黒猫…?…ほう…人の事はフルネームで呼んでおいて自分はハンドルネームかなんかか?!」 黒猫「ははは!本名は勘弁して!!」 翔「…!それじゃ!!」 俺はそのうん臭い男をその場に残し立ち去ろうとした。 黒猫「あ~!!ちょっと待ってよ!!」 翔「なにか?」 黒猫「冷たいなぁ~廃校で一緒に行動したのに!!」 翔「はぁ…?!廃校で?確かに力は使ったようだが…俺一人だったはずだぞ!!」
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