生と死の狭間に~番外編~

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〈羚視点〉 僕は沙神 羚高校2年バイトで学費をなんとかしている…両親は離婚、後母親に引き取られ父とは音信不通になっている。 あの廃校の件から一週間… 僕はどうしても頭から離れない事があった… 僕達を助けてくれた人…僕はなぜかその人を信頼していた気がして…思い出したい…思い出したいと思っていた 僕は最近親しくなったONEに聞いてみることにした。 廃校での一件を総て話て 羚『で…いたはずなのは確かなんだ…一緒にいたみんなが出口まで連れていってはいない…と言ってるし…」 ONE『ほなら…ほんまに誰かがみんなを出口まで案内したんやろな!!みんな記憶ないんか』 羚『うん…どうゆうわけか…助けてくれた人のことだけスッポリと抜け落ちた感じなんだ…!!』 ONE『ふうん…ならその抜け落ちた場所に戻ってみたらどやねん?案外思い出すかもしれへんで!!」 羚『う…ん…あんまり近づきたくないけど…行くしかないかなぁ』 ONE『ははは!確かにそんな場所には近づきとぉないわなぁ、せやかていかなぁ分からん事もあるさかいなぁ…頑張りや』 羚『う…ん』 ONE『でも…えらい面白そぅやん!!オレも連れてけや』 そんな言葉を残してONEはチャットから落ちた。
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