32人が本棚に入れています
本棚に追加
/10ページ
〈羚視点〉
僕は沙神 羚高校2年バイトで学費をなんとかしている…両親は離婚、後母親に引き取られ父とは音信不通になっている。
あの廃校の件から一週間…
僕はどうしても頭から離れない事があった…
僕達を助けてくれた人…僕はなぜかその人を信頼していた気がして…思い出したい…思い出したいと思っていた
僕は最近親しくなったONEに聞いてみることにした。
廃校での一件を総て話て
羚『で…いたはずなのは確かなんだ…一緒にいたみんなが出口まで連れていってはいない…と言ってるし…」
ONE『ほなら…ほんまに誰かがみんなを出口まで案内したんやろな!!みんな記憶ないんか』
羚『うん…どうゆうわけか…助けてくれた人のことだけスッポリと抜け落ちた感じなんだ…!!』
ONE『ふうん…ならその抜け落ちた場所に戻ってみたらどやねん?案外思い出すかもしれへんで!!」
羚『う…ん…あんまり近づきたくないけど…行くしかないかなぁ』
ONE『ははは!確かにそんな場所には近づきとぉないわなぁ、せやかていかなぁ分からん事もあるさかいなぁ…頑張りや』
羚『う…ん』
ONE『でも…えらい面白そぅやん!!オレも連れてけや』
そんな言葉を残してONEはチャットから落ちた。
最初のコメントを投稿しよう!