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「っ、戻ってこい、幸村!」
「兼続殿…?どうしたのですか?」
「そなたは!そのように脆い男ではなかったろう!」
「なにを仰って…あぁ、大丈夫ですよ。色恋にうつつを抜かし腑抜けになるなど、この真田幸村、誓ってありませぬ」
それも義のために。
三成殿が笑って過ごせる国をつくるために。
「あぁ早く、三成殿が帰ってくればいいのに」
そう言って、半月前に死んだ愛しい友の名を紡いで彼は屈託なく笑う。
永遠を象る
+++サンゲ+++
もう、設定から可笑しい(笑
病んでる幸村さんです
三成を関ヶ原で失ったことでおかしくなった幸村さん。一見普通なんですが、話の辻褄が合わなかったり昔のことを昨日のことみたいに言ったり。ぞっとするようなおかしさを持ち得る人だと思ってます。
ちなみに沈丁花の花言葉は「栄光」「不死」「不滅」「歓楽」「永遠」だとか。
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