世界でたった一人の恋人 ～完結編～

ｰ１ｰ

慎「ただいま～」

巽「おかえり…」

慎「起きてて平気なのか？」

巽「７時間ぐらい寝たから平気。そして腹減った」

同時になる巽の腹の音。

慎「なにかつくろうか？」

巽「頼む」ｸﾞｩ～

慎「腹の音はもういいから」

夕食前だから軽いものでいいかな？

慎「今日さ、ちいたちが別の人に見えたんだ」

ｸﾞｩ～～

慎「……腹の音で相槌入れるのやめてくれない？」

ｸﾞｩ～～

慎「分かったよ！すぐつくるから!!」