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帰るバスが来て つなぐ手と手
いつもと違う風が 私とあなたをつつむ
バイバイと言って離れる指
涙があふれる
さみしいよ
もっと一緒にいたいよ
あなたを夢中で呼びとめて
背中に腕をまわした
「みんな見てるよ」
そんなの関係ない、、、
涙はほっぺをつたってく
あなたのとまどう顔
私の顔をつかむ手の平
目があって あなたが私の涙をぬぐう
「何泣いてるの?」
優しい声
強くにぎる手の平
どんなに強がってても
一人ぢゃ寂しいんだよ
あなたが私を抱きしめる腕はすごく力強くって
「大好きだよ」
なんて照れること言うから
これ以上わがまま言えないよ
キスした向こうに見えるバスのドア
もう時間がないんだね
しまったドアの向こう
あなただけ乗り込んだ箱バス
涙をぬぐって唇かんで
あなたのぬくもり なくなってく
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