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「ふぅ…今日もいい汗かいたな…」
今の時間は8時前…
今は夏休みだし公園でのんびりしててもいいんだけど、今日は早く帰ってクーラーのある部屋で涼みたい気分だ。
「さてと…帰るか…」
俺は買ったばかりのコーヒーを一気に飲み干し、ゴミ箱に缶を投げ入れた。
空き缶はゴミ箱の中に見事入り、俺は1回ガッツポーズをするとそのまま家の方に歩き始めた。
「今日の空も綺麗だな…なーんて…」
バカみたいな台詞を言いながらふと空を見上げると、そこには驚くべき景色が見えた。
「白…」
なんと木の上に女の子がいたのだ。
木登りを楽しんでいるようには見えない…
どうやら登ったのはいいが、下りられなくなったようだ。
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