プロローグ

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「五体の封印!」 突然ジンの体が動かなくなった。 腕と足、体が動かない。 頭が唯一動く。 「父上・・・何を!?」 恐怖で震える声で自分の父親に問いかけた。 「貴様は火炎家から追放する。 昔から決まっていたことなんだ。」 自然に涙が流れる。 「ここで魔物に喰われておしまいだ。 さらばだ小僧。」 そう言い残して父親はどこかに消えた。
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