プロローグ

2/14
3458人が本棚に入れています
本棚に追加
/107ページ
四大貴族の内の一つ、火炎家で赤子の産声が生まれた。 一人の男が慌ただしく通路を走って汗だくで部屋に入った。 「とうとう生まれたのか! 性別はどっちだ!?」 白衣を着た医師は疲れている様子で男の方に歩いて行った。 「おめでとうございます。 双子で男の子と女の子です。」 それを聞いた男は仰向けになっている妻の元に駆け寄った。
/107ページ

最初のコメントを投稿しよう!