プロローグ

7/14
前へ
/107ページ
次へ
父親のウ゛ィーナスはとても厳しかったが母親のサキと妹のレイは優しかった。 ジンは想像力が豊かでよく二人に持ってきつもらった紙と鉛筆で絵を書いていた。 そうしてとうとう6年が経った。 「ジン!こっちに来い!」 父親が自分を呼んでいる。 また殴られるのか・・・ 「はい、父上。」 ジンは父親の目の前に直立した。 「今日は天気がいい。 久しぶりに一緒に出掛けるぞ。」
/107ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3458人が本棚に入れています
本棚に追加