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「・・・どこに行く?」 「アナタも知っている人に会いに行くのよ。」 ディーシャの言葉にジンは首を傾げていた。 自分も知っている人なんて誰だ? しかしその疑問はすぐに明らかになることになった。 目の前にひっそりと立つ墓石。 その墓石には『フィンルーター・ジン』と刻まれている。 そう、俺の墓だ。 「・・・ジンの・・・墓か。」 カイが黙想をしながら頷く。
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