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「・・・兄さんのことを嫌いになったことはない。 だけどアナタを見ると兄さんのことを思い出す。 ・・・会いたくなる・・・」 一筋の涙がレイの頬を伝う。 シンは静かにそれを拭った。 「・・・ジンには会えないが、会いたくて泣きたい時は素直に泣けばいい。 そのための仲間がいるだろう。」 ジンはそう言いカイたちを見た。 三人は目を丸くしてこっちを見ている。
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