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夏樹
「おはよー……」
風音
「ひっどい顔ねー。
どうせ夏樹のことだから寝れなかったんでしょ?」
夏樹
「そうです、ハイ」
繭良
「なんたって今日は卒業式ですから!!」
風音
「そんなに重要なことか?私は修学旅行の方が寝れなかった記憶が……」
繭良
「わかってないですねー風音先輩は。
…夏樹先輩は好きな人と離れたくないんですよ!」
風音
「あ、なるほど。
で…相手は?」
夏樹
「何でも良いけどお前らの妄想には付き合わせないでくれ。」
悠陽
「あれ?皆で校門いるなんて珍しい。
何かあった?」
綺姫
「すいません、誰か今日が何の日か教えてあげてください…。」
夏樹
「卒業式!!だろ?
言ってみただけで泣けてくるぜ~」
繭良
「私は来年、その気分を味わうことになるんですね」
悠陽
「…卒業式……。
うん、知ってたよ。」
綺姫
「あえて突っ込まないことにします。」
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