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こいつ・・・一体何者だ!?
正体突き止めてやる!!
まずこいつの・・・
チャッ
AM:02:29
「L:IPアドレスならないよ。あるはずがないんだ。」
は・・・?そんなばかな・・・
いやでもそういえば・・・
確かにない・・・。
一体何故?
いや技術的なレベルの話じゃなくてもっと別な根本的な何かがある・・・はず・・・。
チャッ
「L:君は頭が良い。だからこそその精神を破綻させるんだ。フフ・・・」
なんなんだ。
なんなんだよ!!
マイナー掲示板管理人のくせにいい気になりやがって!!
俺の方が上なんだよクズ野郎!!俺の方が!!俺の方が!!おぉおれぇえのぉおほぉおがぁぁあぁぁぁあぁぁぁあぁぁあ!!!!!!!
「L:だから言ったろ?君は僕で僕は君だって。URLを見たまえ。」
不快な更新音がしない。
なぜ・・・
は・・・はは・・・は・・・
URLが・・・
これじゃ・・・これじゃあ・・・
「L:やっと気づいたようだねえ・・・。頭の良い君でも、やっぱり悪魔には敵わないようだ。URLは『C:\Documents and Settings\デスクトップ\新規テキストドキュメント.html』フフ・・・」
目の前にただ、真っ白な画面が広がっていた。
俺は呆然とした。
チャッ
AM:02:39
「L:我が名はルシフェル。彼はもう既に地獄へ来ていたのだよ。彼にもっとも精神的苦痛を与えるという意味で、あの幻覚と事実確認は最大限有効な手だったのさ。私は悪魔。私の餌は君らの阿鼻叫喚。さぁ、今日も明日も良い声で啼いておくれ。」
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