PROLOGUE

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真っ黒な闇の中に蒼い薔薇は目立つ 真っ黒な自分の身体に口にくわえる蒼い薔薇 その薔薇は漆黒に溶ける自分の存在を主張するように…綺麗に輝いていた 「にゃぁーお…」 今日も今日とて 人を殺した 良くも毎日これだけ人を殺して人がいなくならないものだと関心してしまう 「お前、二人の時くらい猫声やめたらどうだ?」 世の中には死んだ方が社会の為になる人がいるもんだ 会議に寝てても金が貰える政治家 悪徳商法で儲ける犯罪者 自分が犯した罪を揉み消す警察官  
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