~出逢い~

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私は1人、学校へ向かう汽車に乗った。 早すぎたのか人は少なかった。 私は買ったばかりの教科書を読んでいた。 夢中になりすぎて、人が立っている事にも気づかなかった 「此処座って良い??」 とても綺麗な顔。 でもとても寂しそうな顔…… 「どうぞ。」 「ありがとう。キミも今年入学なんだ。」 「ええ。あなたも??」 「そうだよ。僕はリーマスって言うんだ。よろしくね」 「私はミヅキ。よろしく。」 「変わった名前だね??」 「私日本人なの」 「英語上手だね!!」 「ありがとう。」 私たちは仲良くなった。 お互いに友達がいなくて不安だった。 だからうれしかった。 これが彼……リーマスとの出逢い。
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