愛しい奇跡

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胸に耳をあてる 鼓動が聞こえる   指を絡め 口づけを交わす   押さえていた欲望が 溢れだす   私は本能に任せて あなたという海を 泳いでゆく   ずっとこのまま 波に揺られていたい   でも明け方になったら 海から上がらなければ   陸で私を待っている もう1つの愛しい命の為   愛してる 愛してる   あの時 一緒になるには 二人はまだ幼すぎたね   でも私達を繋いでくれる 奇跡がそこにあるから 離れていても 愛し合える   過去の過ちは 波で打ち消すことは 出来ないけれど   これからどんな荒波が来るか 分からないから怖いけど   せめて今は 再び愛し合える喜びを 二人噛み締めよう   他の海では 泳ぎきれなかったから
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