April fool's Day

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場所は変わって沢田家。沢田家の2階、綱吉の部屋では帰宅した綱吉が目の前の光景に唖然としていた。 自分のベッドに座って微笑んでいる骸がいた。 「な、何やってんの、骸。」 苦笑いを浮かべた綱吉に骸はにぃっと黒い笑みを浮かべた。 「何やってるかなんて、見てわからないんですか?」 「いや、わからないからきいてるんだけど。」 半ばあきれ気味にいう綱吉に、骸は目を細めていう。 「お仕置きしにきたんですよ♪」 「は?」 骸に対し、お得いの超直感で不穏な空気を感じ取った綱吉は後ずさりした。しかし、背後のドアは閉まっており、背中が『ドン』とドアにぶつかった。 「オレが何したっていうんだよ・・・・。」 「すっとぼけたって無駄ですよ。確かに、最近構ってあげられなかったとはいえ他の男のとこにいくなんて。」 「はぁ?いつオレがそんなことしたっていうんだよ。」 「知らないと思ったら大間違いですよ。手も繋げない哀れな忠犬とかならともかく、あの雲雀恭弥と浮気するなんて!」 「浮気!?何で?オレがいつ浮気したっていうんだよ。」 「いい加減にしてくださいよ。どうせ僕に愛想尽かして雲雀恭弥のとこにでもいったんでしょう。」 半ば投げやりになる骸。綱吉はふと疑問に思ったことを口にした。 「なぁ、骸。」 「なんですか。」 苛立たしげに吐き捨てる骸。 「なんでオレが浮気したって思ったの?」 「だって昨日君がいったじゃないですか。大嫌いだって。」 それをきいた綱吉は気づいた。 ―――あ、もしかして。
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