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「毎日毎日学校かよ…何も考えず無邪気に増え鬼やってた時に戻りたいぜ。」
面倒くさそうに肘をつきながら、そう話す学生。
「学校って言っても数十人程度で一般常識学んでるだけじゃない。この程度で嘆いてたら都会は厳しいわよ?」
面倒くさそうにしている学生の机の前でそう話すもう一人の学生。
元々人口百人程度の村、学校はあるものの当然学生は少ない。
「でもさ明夜。珀華は行かなくていいんだぜ!?自由なんだぜ?」
「幸也。あなたも知ってるでしょ?アイツはアイツなりの仕事があるのよ。」
そう…二人は珀華と共に昔、増え鬼をしていたメンバーの二人である。
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