仮面の好敵手

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ヒューゴは地面に着地する瞬間まで気付かなかった。 自分の前に一人の男が立っていたことを・・・ 『どうして絵を取らなかったんだい?ヒューゴ。』 『な!!』 ヒューゴは動揺した。 頭脳明晰で行動力もあると自他共に認める彼だ。 だいたいの事は予想出来ることの方が多い。 その彼がこれほど狼狽するのは珍しい光景だった。
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