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くりっとした茶の瞳でじっと見上げる。
こうゆうのが可愛いのに にこにこしながら頭を撫でる
そろそろ言おうかな?
「何だよ…
ガキ扱いすんなよ」
パシリ
撫でてた手を叩き落とす
先刻のは演技だったのか今は ものすごい笑顔だ
こいつの笑顔に何でも許してしまうボクは馬鹿だ…
自己嫌悪……
「なぁ話あるから
それ後にしてくれねぇ?」
「何言って…!!!?」
「かーお
大変な事になってる」
ぐにっ
今度は鼻を摘まれた。
ボクの顔をおもちゃにしやがって――
「…んー…なせぇ…」
結構息しづらいんだかんな!!!
じたばたすると
にっこり怒られた。
「話あるんだ
聞いてくれる?」
「は…なひ??」
未だに離してくれない手を叩きつつちろり顔を見る
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