1.秘密の国へ

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くりっとした茶の瞳でじっと見上げる。 こうゆうのが可愛いのに にこにこしながら頭を撫でる そろそろ言おうかな? 「何だよ… ガキ扱いすんなよ」 パシリ 撫でてた手を叩き落とす 先刻のは演技だったのか今は ものすごい笑顔だ こいつの笑顔に何でも許してしまうボクは馬鹿だ… 自己嫌悪…… 「なぁ話あるから それ後にしてくれねぇ?」 「何言って…!!!?」 「かーお 大変な事になってる」 ぐにっ 今度は鼻を摘まれた。 ボクの顔をおもちゃにしやがって―― 「…んー…なせぇ…」 結構息しづらいんだかんな!!! じたばたすると にっこり怒られた。 「話あるんだ 聞いてくれる?」 「は…なひ??」 未だに離してくれない手を叩きつつちろり顔を見る
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