1.秘密の国へ

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「熱あるのか!!!!!!???」 「は?」 今度は夜菟が呆ける番。 だって だって そうだろ!!? 秘密の国って… 熱でも無い限り そんな事は言わない筈!! 「あっでも熱ないな」 ぴたり 額に手を当てて。 「あのな 熱じゃなくて…」 「気にするな ボクは誰にも 言わないからな!!!」 「だから…」 夜菟が何か 言おうとしてるが そんなのお構い無しに 由葵の考えは進んでいく 「ったく 聞いてないな…」 溜息一つ ゆっくり目を閉じる そして… ズゥゥゥゥゥンッ… 白い煙が立った
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