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右京「おや?これは、電話番号ですかねぇ。」
右京は紙の端の方を指差した。
亀山「そうみたいですね。これ、誰の携帯番号ですかね。」
亀山が話している間に右京は書いてあった番号にかけていた。
プルルルルル プルルルルル プッ
右京「もしもし。あなた、この紙に書いてあった番号の方ですね。」
?「ええ。しかし、よく見つけましたねぇ。その暗号。ところで、君、杉下右京ですね。」
右京「・・・なぜ、そう思われたのですか?」
?「なぜか?それは、僕は君だから。とでも言っておきましょうか。」
電話に出た男の声と口調は、右京にそっくりだった!このことに少々戸惑った右京は、矢継ぎ早に質問をぶつけた。
右京「一つよろしいですか?何故ここに電話番号を書かれたのですか?普通は居場所がバレる恐れがあるので書きませんよねぇ。」
?「ヒントを出すためですよ。まぁ話はここまでにして、ヒントを出しますよ。」
そう言うと電話の主は口早にヒントを話出した。
?「手元、五十音。」
プップープープー
そう言い終わると電話の主は電話を切った。
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