華やかな舞台

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右京達は組織犯罪対策5課に入った。 右京「角田課長はどこに?」 刑事「課長ですか?課長は多分特命係の部屋にいると思いますよ。」 右京「ありがとう。」 特命係の部屋で課長がコーヒーを淹れていた。 右京「課長、この紙どこで誰に貰ったんですか?」 角田「え!あぁ、それ、俺の家のポストに入ってたんだ。差出人は判んないけど。・・・それがどうかしたのか?」 右京「灯りに透かしてみて下さい。何か気づきませんか?」 角田は紙を透かした。 角田「なんだこれ?なんか字と数字が書いてあるな。」 右京「それは、なんだと思いますか?」 角田「わかんねぇよ。杉下、これは一体なんなんだ?」 右京「その前に一つだけ。警視庁組織犯罪対策5課課長ともあろう方が、差出人の名前の無い手紙に何の疑問も持たないとは。・・・ 不用心過ぎますねぇ。」 右京は真顔で角田にそう言った。 角田「・・・。悪かったよ~。俺もいろいろ忙しくてさ。それと、…」 角田が話ている最中に右京が言葉を遮った。 右京「まぁ、そんなことはどうでもいいのですが、先ほどの話の続きで、これは、一種の暗号とみて良いでしょう。」 亀山「でも、右京さん。どうやって解読するんですか?ヒントもないのに」 すると、右京は、微かに微笑み、 右京「先ほどの電話の会話を録音しておきました。これを聞いてみて下さい。」 ピッ
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