第零話

14/15
133人が本棚に入れています
本棚に追加
/602ページ
『新人君は合格したのね』 綺麗な長髪をたなびかせて現れた。 その背後には一人の青年がいた。 『来たな。 成金』 ゼスは恐れる事なくその女性に告げた。 『成金って何よ。レミーナ・V・アミーダって名前があるのよ。 仮にはゼスは私に雇われている訳よ? そこら辺わかってる? ゼスは失礼だと思わない?レイ』 『はい。 そうだ。言葉使いに気をつけろ』 レミーナと言う女性は背後の青年ことレイを見た。 レイとは一応レミーナの護衛だ。 『えっとあなたは確か・・。 アミーダ家のご令嬢のレミーナ・V・アミーダ様ですか』 レイガは驚きながらレミーナを見た。 レミーナは仮にも貴族の生まれの者なのだ。 だからこんな無駄に広い場所にギルド・アルバードを作る事ができたのだ。
/602ページ

最初のコメントを投稿しよう!