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レミーナとレイはロビーの受け付けに座り、依頼者を待っていた。
『仕事ないわね。
此処になんで頼まないのよ』
『大丈夫です。
レミーナ様がたてたこのギルド・アルバードが人気が出ない訳がないです』
レイはドアが開くの横目で見た。
『誰か来たみたいね』
二人の視線の先に杖をついて腰を曲げた老人が歩いて来た。
『此処はギルドと言う所に間違いないかのぉ』
『はい。
間違いないですよ』
レミーナは先程のつまらないと言う顔からすぐに笑顔を作って見せた。
『御依頼ですね』
レイもレミーナに僅かに遅れ笑顔を見せた。
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