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『わしのミル村が盗賊にしばしば襲われて、食材を奪いに来るのじゃ』
老人ことミル村村長・ゴルは応接室に通されてそう告げた。
グレゴとレミーナとレイはゴルの話しを聞いていた。
『食材を奪うのですか?
なんでそんな無駄な事を』
『成金。
いやレミーナ・・の食材ってのは生きる為には必要なものだ。
レミーナは何もせずとも食べられるが、中々盗賊とかは宝も大切だが食材も必要なんだ』
グレゴはため息をついた。
『グレゴ。
レミーナ様に失礼な口を聞くな』
『うるさい。
私とレミーナの仲だ貴族だから雇い主だから敬えなんて事は知らない』
グレゴはため息をついた。
『すみません。
話しを続けて下さい』
レイはグレゴに何を言っても無駄と気付き、ゴルに聞いた。
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