133人が本棚に入れています
本棚に追加
レイガの言う通り、ゼスは一対多で盗賊達を圧倒していた。
『そうみたいだな。
あいつらもそう長く持たないだろう。
お前との決着をはやめねばな』
デリーはレイガと間合いをつめ、斬撃を放った。
『そうだな。
俺もお前みたいな奴に長い時間を取られる訳にいかないからな』
レイガは斬撃を避け、横に一閃を繰り出した。
デリーはそれを剣で受けた。
レイガの斬撃はレイガ自負する通り冴え渡るものがあった。
『やるではないか。
だが私もそれに負けぬ剣術を持ってる』
剣で弾くと同時に蹴りをレイガの腹に浴びせた。
最初のコメントを投稿しよう!