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レイガは突きを頬にかすめながら避けた。
『その剣たいした切れ味だな』
レイガの頬にかすめただけなのに血が少し派手に流れた。
『自慢の剣だ。当たり前だろ』
上段より斬撃を繰り出した。
『なら俺の刀の切れ味を味わえ』
レイガはぎりぎりのタイミングで避け、斬撃をデリーに与えた。
その斬撃は服を斬りさき、皮膚を浅く斬られていた。
『お前の刀も悪くない切れ味だな。
だが俺の切れ味には負けるがな』
デリーは後ろに引き、レイガが放った二撃目を避けた。
『そんなのはわからないぞ?』
レイガは突きを繰り出した。
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