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デリーの片腕は地面にぽとりと落ちた。
鎌鼬の如く斬り落とされたかなのか剣を持つ力は衰える事なかった。
デリーの斬り落とされた箇所はようやく斬られたと自覚したのか血が激しく流れ始めた。
『死ぬ前に教えろ・・!
お前の名前はなんだ』
デリーはない片腕を見た。
『なんの為に知る必要がある。
まあいいだろう。俺はギルド・アルバードに属するレイガだ』
『よかったよ。
死ぬ前に私を殺した相手の名前が・・聞けて・・』
デリーはそのまま倒れた。
ない片腕から血が流れ過ぎたのだろう。
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