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レイガは刀の血を払いで鞘に納めた。
『終わりましたよ。
ゼスさん』
レイガはゼスに近付き歩き始めた。
『見てればわかる。
住民達の相手を頼むな。じいさんとギルドの説明をしておいてくれ。
俺はこの盗賊達の死体を処理してくる』
ゼスは盗賊達小脇に抱えて歩き出した。
『また面倒な役まわりを俺に押し付けるんですか』
『まあゼスは悪い者ではない。
住民に早速説明をするぞ』
ゴルは隠れていた場所から現れ、ゆっくりとなんだと言う目で見ている村の住民の下に向かい歩き始めた。
『はい。
そうですね』
レイガは仕方ないと言う感じにため息をついた。
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