第二話

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一人の眼鏡をかけた科学者がしげみに潜む何かを発見した。 『これは・・』 科学者は驚いていた。 そこには一メートル位の大きさの蜥蜴に赤い翼が生えたものが震えていた。 『これはフィブロスですか。 珍しいですね』 科学者はフィブロスと呼ばれる魔物を抱えた。 フィブロスは科学者から逃げようとしたが、体が弱っていた為に逃げる事は出来なかった。 フィブロスはドラゴンの種族で非常に珍しい貴重種だ。 だが性格は臆病な性格で人前で姿を現す事はない魔物だ。 だが体に不調があったのか怖いながらも人に助けを求めたのだろう。 『助けてあげます。心配しないで下さいね』 科学者はフィブロスを抱えて歩き出した。
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