零章

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零章

チュン、チュンチュン… チッ、チッ、チッ…。 ジリッ、 バン!! 6:00にセットされた目覚ましが鳴った瞬間に体が反応して反射的に目覚ましを止める。 ガバッ ダダダダッ シャアッ 勢いよく布団から出て、すぐに部屋のカーテンを開ける。 悠々と広がる青空に小さな白い雲に、眩しい日差し。 小鳥の囀(さえずり)が聞こえてくる。理想的な日曜日だ。
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