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その時…友達の一人が驚いた表情で言った。
「ねぇ…あれって亜紀ちゃんじゃない?」
…私も思わず外を見てしまった。
あれは確かに亜紀だ。
でも…明らかに様子がおかしい。
「何か…様子が変じゃないかなぁ?…だって…亜紀ちゃん泣いてるよ?」
亜紀は…泣きながら高校の方へ走っている。
「ごめん…ちょっと私…行ってくるね?」
私は急いで後を追った。
泣いている亜紀を見て…私は大切なことを思い出した。
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