~入学式~

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「奏…離してくれ、女子に殺される」 「ゴメンゴメン… あっ!さくらちゃんも一緒だ」 俺はあわててクラス表に目をやる 『水谷 さくら』 …確かにある 「よかったねぇ~♪」 夏美がニヤけながらこっちを向いている。 こいつはよく俺の感情を読んでくる………読心術使えるのか? 「…なんだその顔は」 「別にぃ~♪」 …なんかムカつくな すると俺は制服の袖を誰かに引っ張られてる事に気が付いた、 袖を見て掴んでる白い綺麗な手をたどり顔を見ると… さくらが立っていた。 「クラス……一緒だね///」 「……………///」 …やめてくれ、 その笑顔は可愛い過ぎる… ある意味兵器だよ… 俺はさくらの顔を見ながら棒立ちしていた。
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