114人が本棚に入れています
本棚に追加
氷のような透き通った羽に、黒いレースのような模様…
そこには、ローティの知らない、見たことのない蝶が一匹写っていた。
「これが冬の蝶さ。美しいだろう」
「確かに、この白い風景は雪だ。珍しいな」
ローティは心躍った。
…しかし、先を越されたかと思うとつまらなく感じた。
「その捕まえた奴は誰だ。サンティか?レノンか?それとも…」
「待て。本題に入っていない。」
実は…採取できた奴なんて、世界に一人もいない。
ローティは驚いた。
最初のコメントを投稿しよう!