第1話

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       (藤姫の視点)  妾は…あの日、現代にタイムスリップとやらをして知った事がある。 妾と、そっくりな藤雉(とうじ)と、間違えられて…色々な経験をして、良かったと思うておる。 妾は…面白いと思う事はなかった。 現代にタイムスリップして、妾の時代とは違う事だらけで…驚くばかりじゃ。 大変じゃが…良い経験をした。 何よりまだ…あの桜の木が、あった事が妾は、それが嬉しかったのじゃ。 光澳様との、思い出の桜の木があって…。      
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