桜 サクラ

8/8
前へ
/150ページ
次へ
いつの間にかアタシの視界はぼやけまくっていた。   頬には春風で冷たくなった涙。     その場から動けないままアタシは桜の木にもたれ掛かっていた。     《ゴメン…付き合えないんだ………サヨナラ…》     こうしてアタシの初めての告白は桜の花びらと共に散っていった。  
/150ページ

最初のコメントを投稿しよう!

64人が本棚に入れています
本棚に追加