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「俺って……俺って……」
そう呟きながら体育座りしていじけているこの子の名前はクロウ・フィールド。一応僕の友達である。
「嘘だよ。で、何のようクロ「そうそう忘れてたぜ」
立ち直りが速すぎるね。うん。
「放課後ギルド行かねえか??最近暇で暇でしょうがないんだ」
ギルドか……行っても良いけど……
「別に良い「よっしゃ!!じゃあ行こうぜ!!」
僕は最後まで言わせて貰えずにクロウに引きずられて行く。
ちょっと!!足が他の机とか椅子に当たって地味に痛いんですけど!!
「ちょっと待ちなさいそこの二人組!!」
ちょうどクロウが教室のドアに手をかけた時に後ろから女性の声が聞こえた。
僕は声がした方に視線を向けると黒髪で長さが肩まであり髪を結んでいない女の子がこっちを向いて立っている。
ビビ先生のように目が少しキツいがなかなか整った顔をしていて間違いなく美人の部類に入る。
「何だよサキ??」
「何だよじゃないわよ!!貴方達、今日は私の買い物に付き合ってくれるって言ってたじゃない!!」
この女の子の名前はサキ・メイト。実はサキとクロウは僕の幼なじみで、昔からよく遊んでいた。
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