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それから毎日、朋也と春原は休み時間になると資料室に向かった。
何故なのか、というと、楽しいからだ。
何故か有紀寧といると楽しかった。
そして、何か温かさを感じていた。
それから朋也・春原・有紀寧の仲がとても良くなったのは、言うまでもない。
ちなみに春原も、有紀寧の「お友達」のことを知った。
春原「何かあったら、この僕を呼びなよ!いつでも助けてあげるからさっ!!」
・・・なんだか頼りない言葉である。
ーある日ー
有紀寧「こんなのはどうでしょう?」
いつも通り、有紀寧がおまじないを紹介する。
有紀寧「これから付き合うかもしれない相手が分かるおまじないです。」
春原「やるやるーっ!!岡崎もやろーぜーっ!!」
春原が勢いよく食いつく。
これまで恋愛に関するおまじないをやってきて、全てさんざんな結果に終わっているというのに、懲りない奴である。
有紀寧「やり方はですね・・・」
有紀寧が説明する。
それを春原と朋也で実践してみた。
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