温もりを求めて

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有紀寧「私・・・相手の勢力の方達と話をしてきます。」  そう言って走っていった。  朋也はその後を追った。  春原は・・・寝ていた。  校舎を出て、校庭を横切り、校門の所で朋也は有紀寧に追いつく。 朋也「待てよ宮沢!!」 有紀寧は足を止める。 朋也「相手と話をつけるなんてそんな危ないことしようとするんじゃねぇ!!  兄さんがいればどうにかなるんだろ? じゃあ兄さんを病院から連れてくればいいじゃねぇか?」 有紀寧は朋也の言葉に、首を横に振る。 そして、有紀寧は真実を朋也に伝えた。 涙を流しながら。 ~~~4時、河原にて~~~  そこには有紀寧と朋也と男達がいた。  今は勢力同士が、50メートルくらい離れ、にらみ合っている状態である。  向こうのボスはまだ来ていない。  結局あの後、二人で相手勢力に話をつけに行った。  が、話を聞いてもらえず、今この状態である。 風子「風子☆参上!!」  突然、朋也のそばに風子が現れた! 風子「風子は優しいので、差し入れを持ってきました!! 名付けてヒトデパンです!!」  そういって、大量にパンを取り出す。
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