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有紀寧の話によると、彼女の兄はある勢力のボスで、他の勢力との争いが絶えないのだそうだ。
その争いでケガを負った人たちの応急処置をしてあげたり、かくまってあげたりしているのである。
それに、どちらの勢力の人たちとも、有紀寧は仲が良い(何故かは分からないが。)ので、いろんな人が来るのである。
朋也「・・・すごいな。宮沢って優しいんだな。」
有紀寧「ありがとうございま~す。」
朋也にはなんだか有紀寧明るく振る舞っているだけ、のように見えた。
なぜだかは分からないが。
朋也はふと時計を見た。もう授業が終わる時間である。
朋也「じゃあ俺はもう教室に戻るわ。コーヒーありがとよ。」
有紀寧「は~い。またいらして下さいね~」
朋也は資料室を後にした。
これが、朋也と有紀寧の最初の出会いである。
いささか朋也には衝撃的だったかもしれない。
朋也(いい場所見つけたな・・・)
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