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桜
桜
さくら さくら 咲く
さくらの花が散る
花びらの雨が降る
僕の心がギューとする
君が僕の前から居なくなって早一年
この1年は長かった、君の居ない世界にも馴れ始めた2年前君と僕は、この場所で桜の花びらの雨にうたれていた
だが今年は、僕一人でこの桜の花びらの雨にうたれた
なにげに一人桜の花びらの雨にうたれるのはつらい、だが君はこの世界には、居ない。
君の居る世界は、綺麗なのだろう
でも、この桜の木はあるかい
無いなら、僕のそばに戻ってこないか?
だがそれは、はかない夢
一人で君と最後の場所となったあの桜の花びらの雨を僕一人で君の分まで、浴びよう
明日の僕はこの世界、この場所に居られるか解らない
もし神が居るならば、僕は神にこう祈ろう『もう一度この世界に君を』と
この祈りで、僕の命が無くなろうとも
できるなら、もう一度この場所で君とこの桜を眺めたい
きっと君は、桜が好きだから桜の花びらとして生まれ変わって来るだろう、だったら僕は、いっか君の桜の木の大木となり君を迎えよう
今年の全ての桜は、君に捧げよう、そしてこの桜の花びらの雨も君の物だ
桜咲くころ君を毎年凌ごう君を忘れない為に
桜を見ると君といた1年を思い出す
今君にこの桜の花びらを捧げよう
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