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「ええ。だからあなた達には犯人探しではなく、情報収集をしてもらいたいの。伊賀忍者の子孫、もしくは崇拝者が存在するかどうかをね。」
「なるほど!今回の犯人はそういうやつらがやった可能性が高いってことか!」
「その通りよ土門君。少し遠いけど、お願いね。」
「了解陽炎ママ!!!」
(グフフッ、風子と2人っきりで旅行かぁ~)
「何ニヤニヤしてんだよ土門?キモいぞ。」
烈火が土門に言う。
「べ、別にニヤニヤなんかしてねぇよ!」
取り乱す土門。
「あっそ。まぁ、とにかくそういうことだ!!頼むぜみんな!!出発は明日だ。もしかしたら戦闘になるかもしれねぇから準備と覚悟は抜かるなよ。」
烈火が皆に一言。
「もちろんだよ!久しぶりに血が騒ぐ~!」
ウキウキの風子。
ゴクッ
「は、は、ははは!!なんでも来いやー!!はははは!!!」
笑ってごまかすが明らかにビビってる土門。
キュッ
「また危ないことになるの?」
烈火のTシャツの裾を掴みながら不安気にそう言う柳。
「大丈夫だ柳。お前はオレが守る。」
力強い言葉で言う烈火。
「うん。」
頬を赤らめる柳。
「ヒューヒュー熱いねぇ~。」
茶化す風子。
顔を真っ赤にする烈火と柳。
キュッ
「風子様…。」
風子のTシャツの裾を掴みながら不安気に言う土門。
「……。だから………逆だろ!!!」
バコッ
風子の鉄拳炸裂。
一同大爆笑。
こうして作戦会議は終了した。
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