なんたって恋するお年頃なもんだから

3/11
前へ
/60ページ
次へ
私が通う高校のすぐそばにある小学校。 悠斗くんはそこの生徒だった。 いつもの帰り道。 親友の絵美子とダラダラ歩いていたそんな時、私は出逢ってしまったんだ。 運命の王子様に。 一目惚れだった。 なんて言うのかな。 こう、いわゆるビビっときたってやつ。 もう彼の背中にある黒いランドセルなんて、その時の私の目には映らなかったんだもん。 しょうがない。      
/60ページ

最初のコメントを投稿しよう!

704人が本棚に入れています
本棚に追加