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「しゅろはさ、幼女が好きなんだよね?」
「ああそうだとも。幼女が居れば他は何も要らない。幼女のためなら死んだっていい」
「じゃあ、芽依ちゃんが大きくなったらどうするつもりなんだよ?」
……。痛いところを突かれてしまった。
これだけ笑顔が可愛いのだ。将来は間違いなく美少女になるだろう、芽依ちゃんは。
だが胸が大きくなって、身体も心も女の子になって……、オレの理想とはかけ離れていってしまう。
しかし今の芽依ちゃんのような可愛い幼女とは今後もう二度と出会うことも無いだろう。
どうする、どうするオレ……そうだ!
「夜桜、オレは名案を思いついたぜ」
「ふーん。言ってみろー」
保育所のグラウンドに、春風が吹く。
あっラッキー。芽依ちゃんのパンチラいっただきー!……は?夜桜?しみったれたグリーンの下着を履いてたよ。気にもならんが。
素っ気無い口ぶりで夜桜は片目を瞑り、腕を組む。同性愛者であることが関わってるかどうか知らんが、仕草は時たま男っぽい。
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