ノスタルジア
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「卒業式の日、俺がどれだけお前を探してたかなんて、知らないだろ?」 「知らないわよ」 知るはず、ないじゃない。 トオルは、紅い唇でくすりと笑う。 「じゃあさ、今から。 時間を掛けてゆっくり、教えてやるよ」 慣れた手つきで顎に指をかけ、そっと私の顔を持ち上げていく。 腹が立つほど色っぽい、その顔がどんどんと近づいてきて、心臓がどきりと跳ねる。
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