事件簿7⃣…誕生会連続襲撃事件

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もしかして証拠って東野警部? 「二階堂君!さっき事情聴取をしてたんだがな……ある1人の男が、少年に手紙をホールに置くように頼まれたと証言している!」 「!!」 二階堂が西村に言った推理そのままだ。 まさか本当にいたなんて…… 「そうですか、ありがとうございます、東野さん。 ……さて、西村さん、その少年って貴方ですよね?」 西村は顔をしかめてずっと下を向いていた。 「本当は、千早さんが目を覚ます前に逃げようと思っていたんでしょうが、……もう…逃げられませんよ…。」 二階堂が怪しく微笑んだ。 勝ち誇った笑顔と言うのだろうか。 西村は下を向いているのには変わりないが、やっと思い口を開こうとした。
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