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「バスまでまだ時間あるなぁ…
瑠璃!!」
そう瑠璃を呼ぶのは優輝
優輝は片付けが終わったのか
携帯を片手に
遥と話をしている
瑠璃は…
優輝の呼び掛けを無視し
樹を見る
(可愛いなぁ…)
樹は見つめられてるとも知らず
鞄に小物を入れ
部室を出ていこうとする
「……っ!
せっ…んぱいっ!
さよならッス!」
部室を出ていく樹に声をかける
早足で歩いていた樹だったが
瑠璃の声で歩みを止め
振りかえる
にっこりと微笑み
「さようなら」
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